医療法人社団 形成会 酒井形成外科 / 美容外科・美容皮膚科・形成外科 / 東京都豊島区 / JR大塚駅から徒歩1分
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フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、真皮内瘢痕を熱変性させ真皮組織を再構築させることにより、皮膚の陥凹性変形(凹んでしまう変形)を改善します。

フラクショナルレーザーLUX1540とは

最先端の若返りレーザーです。レーザー照射によって多数のマイクロビームが発射され、真皮内0.5〜1mmの深さにおいて、肉眼で見えない微小の穴を無数に開け、真皮に熱を加えます。その治癒過程で真皮が収縮し、コラーゲンの産生を促し、凹凸を均一化します。

表皮へのダメージはほとんどないため、カサブタにはなりません。陥凹したニキビ跡、傷痕(手術瘢痕、外傷性瘢痕、リストカットなど)、毛穴、小皺などに有効で、肌質の改善や皮膚の若返りが可能です。

真皮へのレーザー到達は1mm以下なのですが、施術3日目で小顔になった実感があります。
まぶたを含め、一度に顔全体に照射することが可能です。

肌の若返りを希望される方に特にお勧めです。目の周りのたるみが取れ、目がパッチリした印象になります。

フラクショナルレーザーLUX1540による照射エネルギーの違いによる皮膚への影響度

上は、フラクショナルレーザーLUX1540を照射したときの皮膚組織写真です。照射エネルギーが高いほど真皮深層に熱が達します。
フラクショナルレーザーLUX1540は、フラクセルやアファームなどの従来のフラクショナルレーザーと比較し、パワーが高くより深くまで熱が届きます。

従来の機種よりも施術時の痛みは軽いといわれていますが、やはり、刺されるような痛みがあります。そこで、酒井形成外科では、施術30分前に局所麻酔のクリームを塗ります。

施術直後には、1cmほどの膨疹(蚊に刺されたような赤い腫れ)が起こります。真っ赤になり痛みも起こりますが、痛みは数時間で治まります。
赤みと腫れは3日目で治まりますが、くすんだような色素沈着になることがあります。ダウンタイムは48〜72時間です。2週間後にはくすみも取れ、肌質が改善します。

洗顔は当日より可能で、化粧は翌日より可能です。絆創膏は貼りません。
1ヶ月以上間隔を空けて、4回以上の施術が必要です。効果は数年持続します。

LUX1540 XDハンドピース

上は、新型のLUX1540 XDハンドピースです。
従来のフラクショナルレーザーLUX1540を進化させたもので、より深部に熱が届き、陥凹したニキビ瘢痕やリストカット瘢痕により有効です。12×12mmの正方形のスタンプより2mm間隔で、49本のマイクロビームが40-70 mJの設定で出力されます。

正方形なので、ムラができず均一に照射できます。従来型よりも疼痛は少なく、赤みと腫れが軽度で、数時間で消えてしまいます。

フラクショナルレーザーのメカニズム

通常のレーザー光線は1つの点状または一定の面状にレーザーが照射されますが、フラクショナルレーザーでは細いレーザー光線が多数の点状で照射されます(ピクセル照射) 。
例えば酒井形成外科で使用しているフラクショナルレーザーLUX1540では、1回の照射で直径1cm2あたり75本のレーザーが照射されています。

レーザーは皮膚に一定の間隔で深度1mm程度の穴を開けます。
レーザー熱によって開けられた穴の事をキルゾーン(Kill Zone)と呼んでいます。キルゾーンから熱拡散をおこした領域が、ヒートショックゾーン(Heat Shock Zone)です。この領域では新しいタンパク質が合成されコラーゲンが増生します。
そして穴の空けられた皮膚は、再構築されて若返っていくのです(リジュビネーション)。

フラクショナルレーザーのメカニズム

筋トレならぬ皮膚トレ

シュワちゃんことアーノルド・シュワルツネーガーのような肉体になるには大変な筋肉トレーニングが必要です。ただ、薬を飲んだりアミノ酸を摂取して寝ているだけであんな肉体になるわけはありません。
筋トレ(筋肉トレーニング)ではその最初の段階で一度筋繊維は損傷を受けます。この損傷が修復される時にさらに大きな力がでるよう、筋肉が成長していきます。 同様に皮膚も活性化をするには一度試練が必要なのです。

しかし、皮膚は仮に丈夫なものに生まれ変わったとしても「醜くなったり」「汚くなったり」してもらっては困りますよね。
美容皮膚科では、いかに肌を美しく鍛え上げていくか、そのためにどのような治療があるのかを模索してきたのです。
最も初期の段階では治療後かさぶたができたり皮膚が赤くなったりするダウンタイムが1〜3カ月も続く治療法でした。これを「アブレージブ・リサーフェシング」といいます。
その後、患者さまからのクレームの多いこの治療体系は見直され、治療直後からすぐお化粧ができ、ダウンタイムの全く無い治療法が提唱されました。これを「ノンアブレージブ・リサーフェシング」といいます。
しかし、今度は治療効果が少ない、あるいは殆ど無いのではないかというクレームが出てきたのです。
やはり皮膚を鍛えるとしても多少は努力をしなくてはならないということでしょう。
そして、現在最小限度のダウンタイムで程よい効果を出す方法が考案されつつあります。
これが「ミニマムアブレージブ・リサーフェシング」という考え方です。
適度に皮膚にストレスを与え皮膚を美しく鍛え上げる。フラクショナルレーザーという新しいジャンルはまさにこの発想のもとに生まれた治療なのです。

フラクショナルレーザーの適応

フラクショナルレーザーは、真皮内瘢痕を熱変性させ真皮組織を再構築させることにより、皮膚の陥凹性変形(凹んでしまう変形)を改善します。
フラクショナルレーザーは、次のような症状に最適です。

  1. 毛穴の開大の改善
  2. にきび跡
  3. 皮膚のキメを整える
  4. こじわ・ちりめんじわ
  5. 皮膚の張りを高める(タイトニング)
  6. 水ぼうそう跡
  7. 傷痕の改善
  8. 肝斑

フラクショナルレーザーLUX1540

酒井形成外科では、フラクショナルレーザー治療にLUX1540を使用しています。

酒井形成外科では、フラクショナルレーザー治療にLUX1540を使用しています

従来はスポットが丸(10mmTip)でしたが、正方形(12mm×12mm)に変わりました。
丸スポットは深さ(肌への深達度)725microns
正方形スポットは深さ1060microns
丸スポットはビームの太さが200microns
正方形スポットはビームの太さがmicrons
つまり太いビームが深く入ることで効果が上がりました。(従来より3〜5割深く入る)

丸スポットは1shot100本ビームが出るのに対し、正方形スポットは1shot49本ビームが出ることと、圧迫させて照射するため痛みも軽減されます。(決して痛くないわけじゃありませんが・・・)

従来より効果が上がり、痛みも少なくなり、ダウンタイムも半分くらいになりました。 個人差がありますが、発赤と腫れはおおよそ1日〜数日で消失します。

ただし、従来より熱が奥まで深達するので熱感は1日程度残ります。
肌のザラザラ感は1週間〜10日ほど続きます。 お化粧は当日からしていただいて構いません。
当日はシャワー浴は可能です。
照射をしている期間は紫外線と肌への刺激は避けてもらい、十分な保湿をしてください。

ミ二マムアブレージブリサーフェシング

Qスイッチレーザー
Qスイッチレーザー

ミニマムアブレジブリサーフェシングとは、最低限の表皮障害で表皮を新しくするという意味です。「最低限」という言葉に達するまでに皮膚を新しくする治療法(スキンリサーフェシング)はアブレージブリサーフェシング時期とノンアブレージブリサーフェシング時期を通過したのです。

1)アブレージブリサーフェシング期
1990年代に行われていた美容皮膚科治療は「アブレージブリサーフェシング」といわれ、皮膚表面に傷をつけダウンタイムや色素沈着を覚悟して行ってきたものばかりでした。トラブルも多く患者さまもがっかりしたことが多かったのです。
代表的治療にフェノールピーリングやTCAピーリング、ウルトラパルス炭酸ガスレーザーがありました。
しかし、Qスイッチレーザー(右写真)のようにダウンタイムを犠牲にしてもしっかりした治療効果を認められている機器もあります。

2)ノンアブレージブリサーフェシング期
というわけで、時代は「ノンアブレージブリサーフェシング」という考えに変ってきました。ダウンタイムは殆ど無く、施術したその日にお化粧も可能というものです。
代表的な治療法にIPL治療や高周波電気治療があげられます。
しかし、人は常に上を望むものなのです。さらに即効性が高く治療効果も高いものが求められてきました。

フラクショナルレーザー LUX1540
フラクショナルレーザー LUX1540

3)ミニマムアブレジブリサーフェシング期
「やはり効果がでるには多少のダウンタイムは必要なんだ!」徐々に皮膚医学者達はこう考えるようになってきたのです。
こうして、わずかなダウンタイムで最大の効果を上げる器械が登場し始めてきたのです。フラクショナルレーザー治療(写真右は、フラクショナルレーザー LUX1540)は、見た目には表皮に2〜3日間ちょっとした赤みが出る程度のダウンタイムしか無いのですが、顕微鏡的にはしっかり皮膚に刺激を与えています。この刺激により真皮内のコラーゲンは増加し、皮膚には張りが増し、若返る(リジュビネーション)とともにニキビ跡やこじわ等の陥凹が改善されます。

このように皮膚組織学的改善のエビデンスがあるにもかかわらず、見た目はさほどダウンタイムが無い。フラクショナルレーザーは、ミニマムアブレジブリサーフェシングという新しいジャンルを美容皮膚科の治療法に付け加えたといわれています。

酒井形成外科では、どうしてLUX1540を選んだのか

フラクショナルレーザーの代表的な製品は3機種あります。
最初に開発された米リライアント社のフラクセル2、次に開発された米サイノシュアー社のアファーム、そして次に開発された米パロマ社のLUX1540です。
酒井形成外科では、フラクショナルレーザー治療のレーザー機にLUX1540を選択しました。その理由は以下のとおりです。

1) 3機種の中で最もパワーが高い。
2) 3機種の中でレーザーの皮膚深達度がもっとも深い。
3) 3機種の中で実際の感覚として痛み感が最も少なく感じた。

フラクショナルレーザーの症例

毛穴・ニキビ跡の改善

【症例1】頬のニキビ跡

頬のニキビ跡 施術前
施術前
頬のニキビ跡 施術後
施術後

月1回合計5回の治療をおこないました。
アバタが浅くなり、周りの皮膚のボリュームが厚く変化しタイトニングがおこっています。

【症例2】ニキビとニキビ跡

ニキビとニキビ跡 施術前
施術前
ニキビとニキビ跡 施術後
施術後
ニキビとニキビ跡 施術前
施術前
ニキビとニキビ跡 施術後
施術後

月1回合計5回の治療をおこないました

こじわ・タイトニング

【症例3】目尻の加齢性の小じわに対する治療効果

目尻の加齢性の小じわ 施術前
施術前
目尻の加齢性の小じわ 施術後
施術後

ほほのこじわ・タイトニング

【症例4】ほほの加齢性のたるみによる小じわの改善

ほほの加齢性のたるみによる小じわ 施術前
施術前
ほほの加齢性のたるみによる小じわ 施術後
施術後

基本的に皮膚がタイトニングを起こせばしわも軽減します。

フラクショナルレーザーの施術の実際

  1. 洗顔をしていただきます。
肌の状態をチェックします
  1. 横になっていただき肌の状態をチェックします。

アイスノンで冷却します
  1. 照射部位をアイスノンで冷却します。

冷やしながらフラクショナルレーザーを2passずつ照射します
  1. ハンドピースをお肌の気になるところにあて冷やしながらフラクショナルレーザーを2passずつ照射します。

  1. フラクショナルレーザー照射直後は皮膚が赤くなり、蚊に刺されたように腫れは1日〜数日程度、熱感は1日程度残ります。
フラクショナルレーザー照射直後は皮膚が赤くなり、蚊に刺されたように腫れは1日〜数日程度、熱感は1日程度残ります。
照射部位をアイスノンで冷却していきます
(おでこのみ照射の場合)
  1. 照射部位をアイスノンで冷却していきます。
    (希望する患者様のみ別途¥3,000で成長因子パックをうけていただくこともできます。)

フラクショナルレーザーの施術経過

  1. フラクショナルレーザーの施術後の皮膚の違和感や痛みの感覚
    治療直後から30〜60分、ひりひり感があります。皮膚に1枚皮を張ったような違和感を感じることもあります。軽い痛みや違和感は、治療後数時間で収まる事が多いのですが、稀に半日くらい続くこともあります。
  2. 皮膚の赤みや軽い腫れ
    フラクショナルレーザーの施術後2〜3日間、赤みや軽い腫れ(蚊に刺されたような腫れ感)が残ることがあります(施術後1時間程度で赤みがひく方もいらっしゃいます)。よほどの状態でないかぎり治療翌日からお化粧が可能です。
  3. 皮膚のかさかさ感と軽いかさぶた形成
    フラクショナルレーザーの施術後2〜3日後皮膚が乾燥したようにかさかさすることがあります。時に極めて細い点状の軽いかさぶたのような物が形成されることもありますが、施術後10日前後で改善します。

フラクショナルレーザーの発想は30年も前からあった!!

30年前にはさすがに人間の皮膚に小さな穴を正確に開けるレーザーは存在しませんでした。しかし、人の肌に小さな傷をつけることによってかえってスキンリジュビネーション(肌の若返り)が起こることは予測されていたようです。
それを証明するのが「ダーマローラー」なのです。このシンプルな器械は筒のまわりに多数の針を植え付けています。まるで円筒形の剣山のようです。
ダーマローラー
写真にあるものは比較的針が短いのですが、けっこう針が長い種類のものもあります。 これを女性の顔の肌の上でころころ転がすわけなんです。ちょっと力を入れてそれぞれの針がプスプスと皮膚に刺さるようにして転がしていったといわれています。すると肌には多数の針穴が開き、それによって皮膚は針穴状の障害を受けるのです。
しかし、たかが針穴の障害です。健康な肌は即座にこれを修復するのです。1週間もすれば多少の赤みを残す程度で肌はもとの状態以上にコラーゲンを生成し肌はリモデリングされたといわれています。
このダーマローラーでの施術は、チクチクとした痛みを伴い施術直後は血で顔が真っ赤になったものです。とても美容医療とは思えませんでした。さらに、細い針での刺激はたかがしれていたのでしょう。レーザー熱の比べればコラーゲン生成もわずかだったといわれています。
とはいえ、この昔の発想が現在のフラクショナルレーザー治療の原点であることは間違いありません。まさに「温故知新」です。

フラクショナルレーザーの治療計画

フラクショナルレーザーLUX1540によるリサーフェシング治療(皮膚の再生治療)は、1〜2カ月に1回の割合で3回以上を目標にします。患者さまの治療実感は3回目あたりから高くなってくるようです。できたら最低5回は、治療を続けてみて下さい。
この治療は何回おこなっても良いと考えます。回数が増えれば増えるほど治療効果が高まり、また持続していきます。
(毛穴治療・ニキビ跡治療・皮膚のタイトニング治療)

毛穴治療・ニキビ跡治療・皮膚のタイトニング治療

フラクショナルレーザーLUX1540照射7日前ぐらいにレーザーピーリング(カーボンピーリング)と酒井形成外科のメディカルエステを行なうとさらに効果がアップします。

こじわ・ちりめんじわの改善

フラクショナルレーザーLUX1540照射7日前ぐらいにフォトRFリファームやサーマクール治療を行っておくことをお勧めいたします。

肝斑(かんぱん)(メラスマ)の治療

すべての肝斑に有効というわけではありませんが、フラクショナルレーザーLUX1540の治療効果が報告されています。1回の治療で効果を感じられることもあります。効果がありそうなら月1回の周期で治療を続けます。

内服治療はもとより、ハイドロキノンやトレチノインの外用剤の塗布、 Qスイッチレーザーによるレーザートーニング等いろいろな美容皮膚科治療を重ねることも試みられています。

月1回合計5回の治療をおこないました
施術前
アバタが浅くなり、周りの皮膚のボリュームが厚く変化しタイトニングが起こっています
施術後

月1回合計5回の治療をおこないました。
アバタが浅くなり、周りの皮膚のボリュームが厚く変化しタイトニングが起こっています。

フラクショナルレーザーの注意点

  1. 施術後多少の痛みが続きます。痛みは30〜60分で消失していきますが、まれに2〜3日違和感とともに継続する事があります。
  2. 施術後赤みがでます。時に蚊に刺されたような腫れが同時に起こることもあります。2〜3時間で消退しますが、赤みは2〜5日続くこともあります。その場合でも自然に消失します。施術後皮膚はやや乾燥し、皮膚のけば立ちのようなかさぶたも起こることがあります。これは10日前後で脱落します。
  3. 軽い入浴と洗髪は、施術当日から可能です。
    洗顔やお化粧は、腫れや痛み、かさぶた等が著しく無い場合には、施術翌日から可能になります。
  4. 施術後、施術部位には必ず日焼け止めクリームを塗り、紫外線対策をしましょう。
  5. 場合によって施術部位が赤く腫れ一時的に色素沈着が起こることが稀にあります。これは炎症後色素沈着(PIH)といわれるもので、紫外線対策を行って紫外線を十分にカットしておくと自然に消退していきます。あわてないで主治医の指示にしたがって下さい。
  6. 治療効果には個人差があり、多くの場合最低でも4〜6回の施術を目指し、効果の判定は最終のフラクショナルレーザー照射後3カ月は待って下さい。
  7. フラクショナルレーザー治療は、他の美容皮膚科治療と重ね合わせると、さらに効果が高まります。医師にご相談下さい。

フラクショナルレーザーの施術費用

項目 金額
(消費税別)
フラクショナルレーザー 鼻 15,000円
フラクショナルレーザー 目の周り 25,000円
フラクショナルレーザー 頬 25,000円
フラクショナルレーザー 額 25,000円
フラクショナルレーザー 口の周り 25,000円
フラクショナルレーザー 顔全体 58,000円
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